モリタ会長ブログ
男の嫉妬
先日、異業種の経営者数人と昼食を共にしたときの話です。ある一人の経営者が何人かの経営者からこう言われたことがあると言われました。「Aさん、よく森田さんといるようだけど、全く合わないような二人がよく一緒にいるよね。」Aさんは、どうしてそんなこと言われたのだろうか?面倒くさいことをいうなぁ、あなた方にはわからない部分があるんだよ。と、思ったそうです。その場では笑って「そうですか、面白いこと言いますね、タイプが違うけどお互い二面性があるので。」と言葉を返したらしいです。そこで別の経営者Bさんがすかさず言った言葉が、「それは男の嫉妬ですよ。」 私はその言葉を聞いて思わず吹き出してしまいました。男の嫉妬? 何それ? しばらくおかしくて笑いが止まりませんでした。Aさんに言った経営者の人たちのことは私も知っていますが、そんな言葉私は聞いたことがなかったので余計驚いて笑ってしまったのでしょう。Bさんの一言が場を盛り上げてくれました。
翌日、男性社員と女性社員と3人で車で移動する機会がありました。そこで私は昨日の出来事で出た言葉、男の嫉妬について意見を聞いてみました。女性社員は興味津々で「面白いですね、女性とは何か違う。」と言ってくれ、男性社員は「嫉妬かどうかは?ですが、Aさんに言われて社長には言わない、自分も思うのですが社長にそんなこと言えないそんな雰囲気があります。」と言われてしまい、Aさんは言いやすいが自分には言いにくい、確かにそう言われれば、タイプが違うとはこういうことか、に気がつきました。言いにくいことを社員はよく言ったと思い、「言いにくいことをよく言ったね。」と言うと、笑って「今、言うチャンスだと思ったからです。」と応えてくれました。
笑っている場合ではないですね。自分を省みる良い機会を得ました。