モリタ会長ブログ

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201904/30(Tue)

後継者

本日をもって、元号が「平成」が終わり「令和」が明日からスタートします。それに伴い、天皇陛下の退位の儀式が執り行われます。新天皇が5月1日に即位されるわけですが、後継者としてどう振舞われていくのか世間の注目の的になっているかと思います。

思えば、私も父から社長として社業を受継いで早いものでもう21年目に入っています。当時美容業界は成長期でしたが、しかし弊社は伸び悩んでいました。「だからこそ今だという気持ちでバトンを渡す、世の中がどんどん変わっていく、業界も変わっていくそれについていくには、知力・気力・体力が衰えてきた、おまえに任せる。」と父から言われ、どうしたら良いのかと不安になりすぐ先輩経営者に相談に行ったことも覚えています。その時の一言「経営理念をつくりなさい。」

父は今後のことを考え危機感を持ち、私はどうしたらよいのかで不安感を持ちながらのスタートでした。社員は敏感です、徐々に退社する社員がでてきました。父は会長になったのですが、そうなることがわかっていたのか採用活動に力を入れるよう指示してくれました。おかげで採用活動は今も続いています。結果として社員の若返りが会社の雰囲気を大きく変えることになりました。(良い面だけではないと思いますが。)

現在後継者がいなくて、やめざるを得ない会社やお店が増えてきていることも肌身で感じます。いつかは後継者にということで事業承継セミナーにも参加し、10年ビジョン発表で社長交代を宣言してあっという間に数年が経ちました。次はどうなることやら、他人事では済まされない重大な仕事が待っています。後継者を決め、しばらくは並走しながら徐々に後退して、同時に新たな事業をやっていく・・・など次のことも考えておくようにと、ありがたいアドバイスも先輩経営者(会長連中)からもらいました。父や先輩からの言葉で気づいたことですが、お互い生きている間ずっと続く関係が後継者づくりにも影響するような気がしてきました。

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