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ひさしぶりの休日、子供たちに「どこへ行きたい。」と問いかけると、「お婆ちゃんが元気になるよう、お守りを作りに行きたい。」と言うので、「どこで、作ることできるの。」と再び問いかけると、「じょうはな織館!」即、返事が返ってきました。

事前予約をして行くと、外壁はレンガ造りで、吹き抜けの階段など古き良き雰囲気が建物にありました。既に手織りのお守り作り体験の準備がしてあって、すぐに作業に取りかかりました。丁寧に教えて頂き、50分ぐらいで手織りのお守りが完成しました。子供たちは大喜びで、「また、ここに来たい。」と言っていました。

さて、そのお守りをお婆ちゃんに渡すと、みるみるうちに笑顔になって孫に「ありがとう、これで元気になれる。」と言うではないですか。なによりの良薬になったと思います。

しばらくして、株式会社松井機業の松井紀子さんと出会う機会がありました。松井さんの『城端しけ絹』に対する過去から未来に対しての想いをお聞きしました。わたくし以外にも多くの方が聞いていたのですが、皆さん感銘していました。確かに松井さんのお話されたことが、じょうはな織館内に掛けてある額の中に歴史としてきちんと描かれていました。城端という町での織物がこうして町と共に発展してきたが、今は違う、だからこそ良いものを残すためにもこれからはこうしていくんだ!、という松井さんの想いが子供たちが作ったお守りと重なって心に響いてきました。

だから、子供たちがこう言ったのだと改めて思いました。「また、ここに来たい。」

2016年4月1日、モリタにも新入社員が3名入社します。既に2017年度募集が始まっているのですが、学生たちも早く就職先を決めたいと行動しています。

ある専門学校から、早速学生向けに就職に対しての講話依頼がありました。こんな内容で、ということなので記載します。              

①就職に向けての心構え ②今、求められる人材 ③企業でどんな風に成長できるか を盛り込んで欲しいと言われました。           

「何のために働くのですか?」という問い掛けから始めようと考えているのすが、自分の考えを押し付けないように、学生たちが自分で考えるきっかけになればと思っています。

そんなことを考えていると、自社の社員はどうだろうか? 何を基準に採用したのだろうか? 新卒で入社した社員、どう成長しているのだろうか? 続かないで退社した社員もいるが、何故辞めたのか本当の理由をわかっているのだろうか? 様々なことを考えている自分がいます。 

毎年新卒採用をしていますが、内定を出したときは期待が大きく来てくれると確信していたにもかかわらず、辞退があったりして愕然としたことも経験しました。また、入社してから印象が変わった、面接だけではわからないということもありました。

そんな社員たちがこうなった、成長したを実感できるのは、お客様から指摘された時です。そんなことがあると、本当に嬉しいですし、感謝の気持ちでいっぱいになります。             

「何のために経営者をしているのか?」と問われたら、今ならこう答えるでしょう。"社員の可能性を引き出すために!"          

201603/02(Wed)

いつかは訪れる、事業承継。

倒産より、廃業が多いと言われるこの頃、理由のトップが後継者がいない。弊社の場合はどうか?考えていないわけではないけれど・・・

どんな人が向いているか を教わりました。①公私の区別がつけられる人 ②判断力がある人 ③人を観る力がある人 ④学ぶ姿勢・資質がある人 ⑤人を惹きつける魅力がある人 どれもこれも自分が充分できていないのでは?                            

その後、徳武産業(株) 十河会長のお話を聞きました。介護シューズをつくっている会社です。日本で一番大切にしたい会社大賞も受賞されたのですが、納得しました。それ以上に、感動しました。「徳武は会社の利益を真っ先にせず、困った人を助ける。大切なのは『人の心に届くサービス』」を実践しているお話は心に響きました。『損得』ではなく『善悪』で考える、姿勢に惹かれました。

見渡すと周りにも素晴らしい会社がありました。2月22日弊社の新春セミナーで参加者の皆さんにお配りした、どら焼き『おもてなしどら焼き』を作っていただいた、中尾清月堂さんです。無理にお願いしたら快く引き受けていただいた上に、ハートの形のどら焼きを持ってきてくれました。とても感謝しています。               また、弊社の会員制プロショップBELEZA5周年記念・限定化粧筆にエッジングしていただいたオーパーツさんありがとうございます。細かい作業を嫌がらず引き受けていただいたおかげで商品価値がぐっと上がりました。両会社に共通することは、それを食べる人、使う人のことを考えて提案してくれ、実際作ってくれたこと、弊社ではできないことを弊社のお客様のことを考えてそこまでしてくれたことです。 

これからも、そんな会社との出会いが私の学びだと思いました。              

2月1日、社員と共にミルボンタイ工場を見学してきました。

谷川ゼネラルマネージャーから、タイに工場を設立した理由から今後の展開まで、きちんと説明していただき、ミルボンのグローバル事業活動が少し理解できました。今年発売すると発表があった製品"GLOBAL MILBON"も、一部この工場で生産されると聞きましたが、実際に生産現場を見学して納得できました。

ミルボン タイ工場.jpg

見学後、皆でバンコクの街へ繰り出し、色々見て回りました。約12年前に訪れたときと全くと言っていいほど様子が変わっていました。モノレールのような電車が走っていたり、大きなショッピングセンターがあって、行き交いするお洒落な人も多く、経済が発展していることがよくわかりました。美容室もローカルサロン・日系サロンを見てきました。タイの女性も働く人が増えていますが、出勤前に美容室でシャンプーセットをして朝食を済ませてから職場に行く慣習があることを聞きました。ですからローカルサロンの料金は日系サロンの三分の一以下というのも経費面だけでなく、シャンプーセットメニューが主流のお店があるを考えると何となく理解できました。夕食を済ませ、リバーサイドのショッピングモール(上野にあるアメ横を洗練させた感じ)に弊社の社員に連れて行ってもらい驚きました。午後5時から始まり12時で終わるのですが、賑わいが凄い、お店を回るだけで3~4時間かかるのでは? 飲食店も日本の秋吉から欧米、アジアの様々な料理店がびっしり、回るスピードが少し早い観覧車、音楽ライブ、時にはキックボクシング等 アミューズメント施設も充実していて、これなら若い人たちも家族連れも楽しいだろうを見せつけられました。値段も高くはありません。こんな楽しいところがあるんだ、バンコクに対しての自分勝手な思い込みがあったと、日本に帰る前にようやく気づくことができました。感謝!

1月も早いもので、あと3日間。

年始挨拶が終わり、新年会や勉強会等に参加させていただきました。

移動中や関心を持って話を聞いていて浮かんだことが幾つかあるのですが、数日後には段々と薄れて行きそうなので記載します。

・あるメーカーさんの今年のテーマ「人へ・美へオマージュ」を聞いたその4日前に、デビィッド・ボウイがこの世を去りました。彼が日本の歌舞伎や能に影響を受け、日本人をオマージュしていたことを思い出した。

・電車の中で見た広告、5つの美が北陸にある。①美観 ②美食 ③美技 ④美湯 ⑤美心 ⑥つめは? ⑥美人 が抜けているのでは。

・ロールプレーイングは面白いと思えるか? 良い店員を演じるのではなく、悪い店員を演じることで治す部分がわかる と言われ、悪い美容師を演じてみては、"それ、やっている"と皆で盛り上がると思うのだが。

旧年中は大変お世話になりました。

2016年1月5日より業務を開始致します。

世間では4日より業務が始まっていて、私も、とある経済団体の代表の一人として県庁、市役所、金融機関、新聞社に挨拶廻りをしてきました。応対の良いところ、こんなもんだろう 等 様々でした。

弊社も5日からお客様のところを挨拶廻りするのですが、同じようなことが起こると思われます。

昨年関わり合いがきちんとあったところは応対が良くて、自分の用事があるときだけ訪問したところは応対がいまいちになるのではと思います。相手からしたら当然だと思います。お互い顔を合わせる機会が少ないのに、こんなときだけ来て・・・

以前、私は『嫌な顔をされたところほどきちんと廻りなさい。』と教わったことがあります。そこから自分のなすべきことや自社の問題点が見えてくることも教わりました。

今回の挨拶廻りでもそのことを思い出しました。来年はそうならないための行動が今年にかかっているのだと思うと、やるべきことが少し見えてきました。

2016年は、そんなモリタに少しでも近づいていきますので、今年も厳しくて優しいご指導・ご鞭撻よろしくお願い致します。

201512/30(Wed)

2015年12月30日で株式会社モリタの本年の業務が終了します。

午後2時から大掃除を始めたのですが、天候にも恵まれはかどりました。

掃除ついでに久しぶりに屋上に出たら、遠くに新幹線が通っていくのが見えたので携帯で写真を撮りました。

ちょっと見えにくいと思いますが。

会社から遠くに見える北陸新幹線.jpg

終礼の挨拶は、

今年1年お世話になった感謝の言葉、来年に向けた簡単な豊富、引き続きの指導・支援をお願いする 等を

伝えるつもりです。

今年も無事に終わりそうですが、社員の皆様をはじめ、直接のお客様、地域の皆様、仕入れ業者の皆様、出入り業者の皆様 等に支えられてきたおかげです。

本当にありがとうございました。2016年もよろしくお願い致します。

201512/24(Thu)

今年の話題は色々あるようですが、自ら体験したことと言えば "北陸新幹線" でしょうか。東京出張のほとんどが新幹線を利用して、になってしまい、飛行機を利用しての出張が1、2回だった気がします。富山⇔羽田 便を1日6便から4便に減らすと言われているのもわからないわけではないのですが、だったら富山⇔伊丹便をつくってほしい、そう言いたくなるのですが。

新しいものができると、古いものがなくなっていく のは、当り前なのでしょうが、古いものの価値が見直されるとまた復活する そんなことも多々ある気がします。
私は音楽を聴くのが好きでレコードを収集していました。途中からカセットテープ、CDと変化していく中、今では音源そのものを購入する時代となってアナログであるレコードは減っていきました。最近、また見直されているようなのですが。

先日、知り合いの経営者"家族のような電気屋さん"からレコードもカセットもCDも聴くことができる商品のことを聞きました。通販で売っているのは知っていたのですが、そこでも取り扱っているということで商品のことを聞いたのですが、その経営者の話しは、こうでした。「78歳の男性がその商品を購入され家に運んで取り扱いの説明を終え、レコードをターンテーブルにのせ音が聞こえてきたその瞬間、なんとその男性が踊りだした。」と話されました。私にとってその場の光景が目に浮かぶような話でした。昔聞いていたその頃を思い出し、年齢や恥ずかしさなど吹き飛んで、思わず踊りだしてしまう、素敵じゃないですか。こんな商品説明をしてくれるからこそ"家族のような電気屋さん"なんだと自分で頷いていました。

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