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お正月休暇を終え出社、挨拶回り、出張(賀詞交歓会)、2017年度㈱モリタ経営指針発表、美容組合新春の集い と慌ただしく2週間が過ぎました。この間、今年一番の寒気のせいで雪もかなり降ったのですが一息ついたところで、今年初のブログ更新です。

経営指針の発表では、部署ごとに昨年の振替をしてから今年の方針、戦略、計画を順に発表していきました。PDCAサイクルをしっかり回すという言葉がよく出ていて、全体としての内容はよくできていたと思ったのですが、その通りになるのだろうか?と期待と不安が入り混じった気持ちになりました。というのも、今年に入ってから気になる言葉がすぐ浮かんでしまうのです。あなたは「理性的な行動をする人、それとも惰性的な行動をする人、どちらですか?」というフレーズです。感性的な行動をする人もいるのでしょうか、希な気がします。一番多いのが惰性的な行動をする人だと思います。なぜなら、自分もそうなのではとつい思ってしまうからです。だからこそ、理性的な行動をしてこそPDCAが回るということを言い聞かせる年にしたいものです。

組合の新春の集いでは、日本政策金融公庫の谷井国民生活事業統括の挨拶で気に留めた言葉がありました。「昨年の全国の女性起業率が平均20%に対して富山県は30%で10%も高い、女性が活躍している県ですね。」それを支えている男性の存在も大事を 私が付け加えさせて頂きます。

2017年度経営指針発表.jpg2017年美容組合新春の集い.jpg

201612/24(Sat)

今年も残りわずかとなりました。年を重ねるごとに1年はあっという間に過ぎてしまうを 感じるのですが、皆様如何でしたでしょうか。一昨日の糸魚川の火災を始め今年は災害の多い年だと改めて思いました。弊社のお客様のお店も火元の近くだったのですが、幸いにも風向きのおかげで難を逃れたようですが、担当営業によると、街にも入れず大変な状況になっているとのことでした。この場をかりてお見舞い申し上げます。

今月こんなことがありました。業界のある方から私に何か用件があったようで、何度か会社に電話を掛けてこられました。タイミングが合わず1度も話を聞くことができませんでした。電話に出た事務員にも「社長によろしく言っておいてください。」としか言わず、「折り返し電話お願いします。」や「申し訳ございませんが、携帯電話の番号教えていただけないでしょうか。」ぐらい言えば良いものを 電話に出た事務員も首を傾げていました。年末の挨拶だけだったのでしょうか?一体何を伝えたかったのか、よくわかりません。一方、そのある方の同業者で別の方から私の携帯に電話が掛かってきました。アポイントをとって弊社に訪問したいということでした。12月は忙しいこともご存知の上で、「30分だけ時間を下さい。」と言われました。決めた日時に遠くからお見えになりました。そして30分だけのはずが1時間を超えました。おかげで何のために訪問されたかよくわかりました。今回の出来事で"伝える力"の違いを学ばさせて頂きました。

株式会社モリタ 営業本部の2017年テーマが『伝える力』です。2017年2月20日(月)には、このテーマで新春セミナーを 開催致します。詳細は担当営業が案内致しますので、ご参加お待ち申し上げます。

1年間、本当に有難うございました。また、寒さが厳しき折から、くれぐれもご自愛くださいますよう、そして2017年も、よろしくお願い申し上げます。

201611/23(Wed)

アメリカ合衆国次期大統領選出選挙では、トランプ氏が勝ち次の大統領になることが決定した。日本の大方のマスコミの予想が見事に外れた。これからアメリカはどうなるのか世界中が注目、選挙中の言動を考えるとそう思ってしまうが、善し悪しにかかわらず想定外の事が起きうるかもしれません。

最近、ある異業種交流会で初めて出会った経営者の方から質問を受けました。「森田さん、遺書を書いたことありますか?」 突然予想もしないことを言われるとあたふたしてしまうが、正直書いたことありません。と答えた。その経営者からアドバイスされたのが、「書くと今やっておかなくてはいけないことが見えてきますよ。」と言われ、なるほど と納得できました。家族に対して、社員に対して、友人に対して、お客様に対して、出入り業者の方々に対して、町内の人に対して、親戚の人に対して、関わリのある人に対して 等々 様々な方を思い浮かべると感謝の気持ちでいっぱいになりました。書くことも大事ですが、こんな気持ちになるとは、予想や想定からは全く外れていました。

10月に開催された業界のセミナーで、ある有名な方が「女性の平均の顔を持っている人が"美人"それは黄金比であらわすことができる、つまり黄金比(5:8)の顔、モナリザがそうです。」と言われました。他にも黄金比で例えられるのが、ピラミッドやミロのヴィーナスだったりします。ある時、海外のものばかりで、日本は? と思ったところ、実は日本は白銀比 を知りました。白銀比(1:√2)の代表的なものは、風呂敷、法隆寺、流行りのキャラクター 等です。

西洋では自然が合理的に選択する黄金比、フィボナッチ(人物名)数列・螺旋より、装飾・華美・動・生・拡大 を文化として取り入れ、日本は自然の中に合理的な数として白銀比を見出し、実用・簡素・静・死 を文化として取り入れてきました。・・・調べると誰でもわかることです。

ところが、黄金比を知っている人は結構いますが、白銀比を知る人は周りに少ないのです。(私の場合かもしれませんが) 私もそうでしたが、日本のことを知らない、いつの間にか西洋かぶれをしていた、そういうことに気づかされました。日本の女性も白銀比から黄金比に変わったのかもしれませんね。

数年前、私の代わりに母に熱海で開催された会議&懇親会に参加してもらった時のことである。会議終了後、懇親会前に母が病院へ運ばれたと携帯に連絡が入った。今日はもう無理だからと病院から言われ、翌日朝一で熱海のその病院へ向かった。母は大丈夫であったが、数日後再び迎えに行くことになるが前より元気そうに見えた、それは病院の対応、特に看護婦さんが良かったようだ、もし熱海で具合が悪くなったらこの病院へ来るといいと母に勧められた。

次は、今年の4月のことである。ある総会終了後、懇親会前に携帯に連絡が、妻が倒れたので病院へ連れていってほしいと、懇親会には参加せず、妻を病院へ連れて行った、救急病院だったので応急処置をして改めて検査を受けることになったのだが、無理をさせてはいけないと医師から注意される。その頃には妻は元気を少し取り戻し笑っていた。

そして、今月 東京に出張中、今度は懇親会が終わってから携帯に連絡が入る、娘が神戸で大怪我をしたから迎えに行ってくれとのこと。翌日、東京でセミナーに参加する予定だったが、キャンセルして朝一で神戸に向かう。娘は自力で何とか病院へ行ったようだが、足の骨折で松葉杖状態、どうやって一緒に富山へ帰ろうか? 妻から、電話でレンタカーで帰ってきたらと言われ、すぐ近くのレンタカー屋を探しタクシーで行く。タクシーの運転手が骨折を何回も経験している人で、娘に色々アドバイスしてくれた。石膏で固めたあと痒くなるので、隙間から竹ひごを使って掻くと良いよと教えてくれたのが娘に受けた、それまで少し暗い顔をしていたのが笑顔になった。

4回目はないだろう、自分の時は誰が迎えに来てくれるのだろか、等と考えながら、でも出会う人との関わりによって、病気も怪我もすぐには治りはしないけど和らげることはできることを知った。こんなことで迎えに行くのはもう嫌だが、出会いに感謝。

甲子園2016年8月15日①.jpg 2年前に、一度は甲子園で夏の高校野球を観戦すると決め、宣言していました。昨年は実現することが出来ませんでしたが、今年は実現できました。

昨年との違いは何かを考えてみました。今年しかないと覚悟を決め事前に計画を立て、行くための準備をする行動をしたということでしょうか。当たり前のことかもしれませんが、昨年はできませんでした。計画は家族に発表し、準備は甲子園に行ったことがある人に話を聞きました。それだけのことかもしれませんが、2年かかりました。行って良かったです。

行ったからこそ気づいたことがあります。

①聞いていた以上に暑い。(座る椅子の上に置くタオルなどがあると良い。) ②座る場所も考えること。(とにかく売り子さんがたくさんくるので、良い場面が見れない時がある。) ③応援がいつの間にかやじになっている。(特に酔っ払った年配男性) ④ファールボールに気をつけてください、のアナウンスがとても多い。(実際に当たって怪我をした観客もいた。) ⑤この暑さの中で集中力を切らさない高校生はすごい。(必死さがテレビで観るのとはまた少し違う。) 等 

7月20日 「ふりかえれば未来!」をテーマにパネルディスカッション形式の研修を行います。そこでコーディネーターを私が担当することになったのですが、事前にリハーサルをして色々と気づかされました。いかに歴史を学ぶことが大事か、過去にあった事実が今の状態をある意味示していた、内容から私にはそう聞こえてきました。ということは、今行っていることが未来につながっているのでは?この瞬間考えて行動したことが、もしも何もしなかったら 等 自身に問いかけるきっかけをいただきました。

『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』『過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる』 などを少しは理解することができたかな? いやまだまだ、これからだろう、何をするのか、すぐやるのか、自分の過去を見つめ今を知り、未来に向けて・・・。ちなみにパネラーからは最後に一言、未来に向けて次を担う人にメッセージを投げかけてもらうことにしました。私もいつかそうできたらと20日を楽しみにしています。

この季節になると、なぜか、行事が目白押しにやってくる。1年に1回だけの参加なのに。

同業者の研修旅行、町内対抗ソフトボール大会、新入社員歓迎会、キス船釣り大会 等 である。

全て楽しいのだが、また来月もある と言われたら、少々気が重くなる。年に1回というところが良いのである。記念日や特別な行事は年1回だから、毎年楽しみにして待てるのだろうと思う。

そう言えば、会社の決算、その後の総会も年に1回はある、楽しみというより気持ちが張り詰めるというか、背筋がピンと張るような感じになる。

年1回といえば、社内で実施する健康診断もそうである。社員の健康状況を把握するにはとても大事なことだと思う。

年に1回参加することはとても重要で、繰り返しやることで気づくことが沢山ある。

去年よりも今年はこうだった、じゃ来年の目標はこうしてみようとか。

201605/17(Tue)

連休も終わりスケジュールをみると、次から次へと出張の日々、早速5月12日から業界の会議に出席するため東京へ向かいました。

会議終了の翌日、学生時代の先輩、同級生、後輩が集まる機会があったので、皆に久しぶりに会うことが出来ると思い参加したら、卒業以来の同級生との再会で会話が弾む、あっという間に時間が過ぎ、その日中に富山へ帰りたいので最終の新幹線に乗る時間を確認すると、皆から『タクシー捕まえて東京駅へ行かないと間に合わないぞ。』と言われる。

お店を出て、タクシーを捕まえようとしたが、なかなか捕まらない、焦る!

と、その時1台のタクシーが停まってくれた。

ちょっと不思議な色のタクシーだけれど乗れたから良かった、そう思った瞬間、タクシーの運転手さんが『お客さん、ラッキーですよ。』「何が?」『このタクシーの色、見ました、ピンク色のクラウン、東京に1台しかありません、5万分の1の確率ですよ、しかもめったに私は流しをしません、いつも電話予約です。』

何とか間に合い、東京駅近くで停めてもらい降りると、周りから声が聞こえてきた。

『俺も、あのタクシーに乗りたい。』 あっという間に、そのタクシーは誰も乗せずに行ってしまった。名前も教えてくれた。"末廣 誠 ピンクタクシー"

興味あるかたはどうぞ予約してみたら。

ひさしぶりの休日、子供たちに「どこへ行きたい。」と問いかけると、「お婆ちゃんが元気になるよう、お守りを作りに行きたい。」と言うので、「どこで、作ることできるの。」と再び問いかけると、「じょうはな織館!」即、返事が返ってきました。

事前予約をして行くと、外壁はレンガ造りで、吹き抜けの階段など古き良き雰囲気が建物にありました。既に手織りのお守り作り体験の準備がしてあって、すぐに作業に取りかかりました。丁寧に教えて頂き、50分ぐらいで手織りのお守りが完成しました。子供たちは大喜びで、「また、ここに来たい。」と言っていました。

さて、そのお守りをお婆ちゃんに渡すと、みるみるうちに笑顔になって孫に「ありがとう、これで元気になれる。」と言うではないですか。なによりの良薬になったと思います。

しばらくして、株式会社松井機業の松井紀子さんと出会う機会がありました。松井さんの『城端しけ絹』に対する過去から未来に対しての想いをお聞きしました。わたくし以外にも多くの方が聞いていたのですが、皆さん感銘していました。確かに松井さんのお話されたことが、じょうはな織館内に掛けてある額の中に歴史としてきちんと描かれていました。城端という町での織物がこうして町と共に発展してきたが、今は違う、だからこそ良いものを残すためにもこれからはこうしていくんだ!、という松井さんの想いが子供たちが作ったお守りと重なって心に響いてきました。

だから、子供たちがこう言ったのだと改めて思いました。「また、ここに来たい。」

2016年4月1日、モリタにも新入社員が3名入社します。既に2017年度募集が始まっているのですが、学生たちも早く就職先を決めたいと行動しています。

ある専門学校から、早速学生向けに就職に対しての講話依頼がありました。こんな内容で、ということなので記載します。              

①就職に向けての心構え ②今、求められる人材 ③企業でどんな風に成長できるか を盛り込んで欲しいと言われました。           

「何のために働くのですか?」という問い掛けから始めようと考えているのすが、自分の考えを押し付けないように、学生たちが自分で考えるきっかけになればと思っています。

そんなことを考えていると、自社の社員はどうだろうか? 何を基準に採用したのだろうか? 新卒で入社した社員、どう成長しているのだろうか? 続かないで退社した社員もいるが、何故辞めたのか本当の理由をわかっているのだろうか? 様々なことを考えている自分がいます。 

毎年新卒採用をしていますが、内定を出したときは期待が大きく来てくれると確信していたにもかかわらず、辞退があったりして愕然としたことも経験しました。また、入社してから印象が変わった、面接だけではわからないということもありました。

そんな社員たちがこうなった、成長したを実感できるのは、お客様から指摘された時です。そんなことがあると、本当に嬉しいですし、感謝の気持ちでいっぱいになります。             

「何のために経営者をしているのか?」と問われたら、今ならこう答えるでしょう。"社員の可能性を引き出すために!"          

201603/02(Wed)

いつかは訪れる、事業承継。

倒産より、廃業が多いと言われるこの頃、理由のトップが後継者がいない。弊社の場合はどうか?考えていないわけではないけれど・・・

どんな人が向いているか を教わりました。①公私の区別がつけられる人 ②判断力がある人 ③人を観る力がある人 ④学ぶ姿勢・資質がある人 ⑤人を惹きつける魅力がある人 どれもこれも自分が充分できていないのでは?                            

その後、徳武産業(株) 十河会長のお話を聞きました。介護シューズをつくっている会社です。日本で一番大切にしたい会社大賞も受賞されたのですが、納得しました。それ以上に、感動しました。「徳武は会社の利益を真っ先にせず、困った人を助ける。大切なのは『人の心に届くサービス』」を実践しているお話は心に響きました。『損得』ではなく『善悪』で考える、姿勢に惹かれました。

見渡すと周りにも素晴らしい会社がありました。2月22日弊社の新春セミナーで参加者の皆さんにお配りした、どら焼き『おもてなしどら焼き』を作っていただいた、中尾清月堂さんです。無理にお願いしたら快く引き受けていただいた上に、ハートの形のどら焼きを持ってきてくれました。とても感謝しています。               また、弊社の会員制プロショップBELEZA5周年記念・限定化粧筆にエッジングしていただいたオーパーツさんありがとうございます。細かい作業を嫌がらず引き受けていただいたおかげで商品価値がぐっと上がりました。両会社に共通することは、それを食べる人、使う人のことを考えて提案してくれ、実際作ってくれたこと、弊社ではできないことを弊社のお客様のことを考えてそこまでしてくれたことです。 

これからも、そんな会社との出会いが私の学びだと思いました。              

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