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モリタ会長ブログ

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201902/27(Wed)

先日、異業種の経営者数人と昼食を共にしたときの話です。ある一人の経営者が何人かの経営者からこう言われたことがあると言われました。「Aさん、よく森田さんといるようだけど、全く合わないような二人がよく一緒にいるよね。」Aさんは、どうしてそんなこと言われたのだろうか?面倒くさいことをいうなぁ、あなた方にはわからない部分があるんだよ。と、思ったそうです。その場では笑って「そうですか、面白いこと言いますね、タイプが違うけどお互い二面性があるので。」と言葉を返したらしいです。そこで別の経営者Bさんがすかさず言った言葉が、「それは男の嫉妬ですよ。」 私はその言葉を聞いて思わず吹き出してしまいました。男の嫉妬? 何それ? しばらくおかしくて笑いが止まりませんでした。Aさんに言った経営者の人たちのことは私も知っていますが、そんな言葉私は聞いたことがなかったので余計驚いて笑ってしまったのでしょう。Bさんの一言が場を盛り上げてくれました。

翌日、男性社員と女性社員と3人で車で移動する機会がありました。そこで私は昨日の出来事で出た言葉、男の嫉妬について意見を聞いてみました。女性社員は興味津々で「面白いですね、女性とは何か違う。」と言ってくれ、男性社員は「嫉妬かどうかは?ですが、Aさんに言われて社長には言わない、自分も思うのですが社長にそんなこと言えないそんな雰囲気があります。」と言われてしまい、Aさんは言いやすいが自分には言いにくい、確かにそう言われれば、タイプが違うとはこういうことか、に気がつきました。言いにくいことを社員はよく言ったと思い、「言いにくいことをよく言ったね。」と言うと、笑って「今、言うチャンスだと思ったからです。」と応えてくれました。

笑っている場合ではないですね。自分を省みる良い機会を得ました。

201902/02(Sat)

昨日、富山大学で開催された"経営者大学"に出席してきました。富山大学都市デザイン科の原教授による講義と参加者によるグループディスカッションでした。講義のテーマが、災害、そのとき、あなたの会社はどうしますか? でした。

グループで普段考えている緊急対応について話し合いましたが、実際緊急を要する災害にあっていないせいか、こうできたら良いなあ、で危機感に乏しいというか、他人事になっているとグループ内で皆が感じました。

次に講義が始まったのですが、阪神淡路、東日本、新潟中越 その他の震災、その後の二次災害 多くの実際起きたことを画面で観てからスタートです。富山は安全ですか? 活断層のこと知っていますよね? 過去に富山で起こった災害をお聞きしました。

立山連峰があるから富山の人は災害がなく安全だと思っていませんか? 安全神話があるのでは?

何人もそう思っていると手を上げました。でも神戸は震災前まで富山より安全と言われていたことをお聞きしました。たまたま富山が大きな災害にあっていないだけでいつ起きるかわからない、頭ではわかっていても心底どうかと言われると?です。

その後、BCP(事業継続計画)の重要性について説明があり、またディスカッションをしました。この場で話し合ったこと社内でも話し合っていますか? ほとんどしていないですね。ご家族で話し合われていますか? 他で起きた時だけで普段からはしていません。 

たまたま今が安全ということで、もしもの備えが充分でないことに気づかされました。何度かこのような話し合いの場を持つことが、災害にに対してもっと真剣に向き合うことができると反省させられました。

今、安全に過ごしていることに感謝。

201812/29(Sat)

今年も終わりというときに、訃報を聞きました。

教育学者の大田堯氏が100歳でお亡くなりになりました。

大田先生の本を何冊も読むうちに1度は講演を聴いてみたいと思っていたのですが、叶わぬ夢となってしまいました。

先生が生前中何人かの方から講演を聴いたことを聞かされ羨ましいと思っていました。最近は講演できる状態ではないとも聞いていたのですが、本当に残念です。

昨年『大田堯自選集成』全4巻に続き『補完』を刊行、記念として特別公開講座「ちがう・かかわる・かわるー地域の中で教育を問う」をテーマに開催され、最後に大田先生が挨拶をされた言葉を記載します。

「今日の社会は、テロ、理由なき殺人と困難なことばかり抱えている。孤独と格差がどんどん広がる。この背景には、自分の意思で動いていないやらされ社会がある。生物の特徴は、自らの思いで自らを育てること。教育は、自分のしたいことを見つける中で好きなことで仕事をし、社会に役立つ自分に育つこと。そういう育ちあえる人間関係づくりを全国の仲間とすすめていきましょう。」と述べられたそうです。

『育ちあえる人間関係づくりが教育』ということについて、あるお話を本に書いておられます。

ある学校で、A先生が生徒に質問をしました。B子さん、「雪が溶けたら何になりますか?」 B子さん「はい、雪が溶けたら水になります。」 では、C子さん、「雪が溶けたら何になりますか?」 C子さん、少し考えてから自信なさそうに「雪が溶けたら春になります。」 先生「雪が溶けたら水になるでしょう。」 C子さんはB子さんの妹さんで、お姉さんと違うことを言わなくてはと思い、考えての答えだったそうです。家に帰りお母さんに、私が言ったことおかしかった、と聞いたそうです。お母さんが大田先生にそのことを手紙に書いて送ったところ、大田先生はこう言われました。『お子さんの言ったことはおかしくありません、それを認めなかった先生に対しての教育が間違っています。」

私はこう思いました。A先生は生徒さんたちと一緒に育ちあえる機会を逃した、何故そうなったのかを考えなくては、この場だけではなく、現在そんなことが頻繁に起きているのではと。

ところが、世間に広まったのは、「雪が溶けたら何になる。」「春になる。」子供の感性は素晴らしい、頭が柔らかい。 

さて、皆さんはどう思われるでしょうか。

外を見ると、ちょうど今雪が降っています。

11月が終わったこと忘れていたかのように、12月(師走)にあっという間になってしまいました。昨日、弊社がお客様に配布するカレンダーが出来上がってきてもう今年も終わるのか、そろそろ雪が降るからタイヤも交換しなくては、と考えていました。

手帳をめくってみると11月は何だかスケジュールがいっぱいでした。特に12日から18日の週が大変でした。東京へ行って戻ったかと思えば富山で異業種交流会(富山同友会経営研究フォーラム)に参加、翌日東京にて業界の会議、次の日から韓国美容研修ツアー、韓国より一人で戻ってきてそのままお客様の御子息の結婚式&披露宴に出席、次の日から出社、気がつくと11月の後半で自社での会議・・・

どれも印象的だったのですが、一つ挙げるとしたら韓国での美容研修ツアーでしょうか、以前日本ではカリスマ美容ブームというのがあって美容師という職業がとても人気を博したことがありました。韓国の今がまさにそのような状態でした。美容師になりたい人が増えてきてとても活気があり、勉強熱心だということが伝わりました。今は日本から美容師さんたちが教えに行っていますが、このままだと近いうちに抜かれるのでは? と危機感を持って帰ってきたのですが、どうなることやら・・・来年に向けてどうするか自問自答する良い機会を得ました。

気がつくと、10月も残すところ1日、振り返ってみると"あっ"という間でした。

1日は業界の会合で前日の日曜日から長野に入っていたので移動、翌日は県主催の新卒採用に関しての産学官懇談会、異業種交流学習会打合せ、人事評価制度セミナー、働き方改革セミナー(同友会主催)、東京出張、富山同友会戦略塾、お客様である美容室の創業20周年記念イベント(感動・感激した内容だった。)、弊社のイベント・展示会(HPに掲載されている。)、富山大学で経営者大学打合せ、弊社の総会、新潟へ移動、帰ってくるなり町内のイベント・紅葉の立山散策参加、翌日朝から沖縄へ移動・1泊2日(業界のセミナー受講)、帰ってきたら日本政策金融国庫セミナー(事業承継)、兵庫県立大学で富山同友会戦略塾生とMBA、兵庫同友会との交流会参加と続き、そして昨日、弊社主催のワインディングコンクール、まだ何かあったかもしれませんが主だったところを記載しました。ただ残念な出来事が、私の移動中に最近仲良くなった同業の経営者(私より10歳若い)がこの世を去りました。今月の東京出張で会った時は、そんな素振りも感じなかったのに、11月にまた会えると思っていたのに、本当に残念で仕方ありません。自分が還暦を迎えた月に、寂しい思いをするとは。

昨日、今年で3年目になる『とやま夢づくりフェスタ』異業種が集まり自社の業務をアピールする場、の会場に行きました。弊社も3年連続で参加していますが、年々訪れている人が増えている気がしました。特に今回は子供の姿が多く見受けられ、各社の体験コーナーでは子供たちの元気な姿を多く見ることができ思わず笑が溢れました。知合いの経営者と出くわし、同じ思いを感じていることをお互い確認してその場を離れたのですが、今日来ている子供たちに何が伝わったのだろうか? 今日来て「楽しかった。」それだけで良いんだ!と ふと帰り際見渡してみると、子供たちを中心に関わっている大人たちが皆笑顔になっている。いいなぁ、この場。

数ヶ月前、遠くにお嫁に行き職場を離れた女性社員が、生後1年半経った子供を連れて会社に来てくれました。思わず子供を見てあやそうとすると、誰かが「おじいちゃんだよ。」と言うではないですか、自分の孫ではないけれど、変に照れくさくなったことを思い出しました。

未来を担う子供たちのために、まだまだやらなくては!

8月も終わろうとしていますが、残暑厳しい中いかがお過ごしでしょうか。

今、東京に向かう新幹線の中なのですが、土曜日の異業種交流での勉強会の後、懇親会で少し疲れたのか、家に帰るとぐったりでした。翌日早朝から校下のイベント、清掃に参加して、その後バーベキュー大会の準備(責任者)だったので外は炎天下でしたが、何かと忙しく動いていました。午前11時スタートで乾杯をして午後2時には終了して後片付け、家に戻ると急にめまいと脱水症状で起き上がることができなくなりました。救急車を呼ぶところまではいかないまでも、もがく自分がいました。午後6時すぎようやく落ち着きましたが、食欲なし、明日大丈夫なのだろうか?という気分だったのですが、それからしばらくすると落ち着いてきてお腹も空いてきました。今朝は普段と変わらずだったのですが、もうあのような体験はしたくないと思った次第です。

無理をするとこうなる、適度に休むことが必要なのでしょうね。熱中症を甘く見てはいけないことを強く感じました。

まずは、西日本豪雨で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、雨がおさまると毎日猛暑が続き、復旧に汗を流している皆さんにとっては過酷な日々が続きますが、被災地が一日も早く復旧することをお祈り申し上げます。

7月に入ってから自分の行動に変化が現れてきた。慌ただしいというより、とにかくよく動いている、あちこちに行って様々な方に会い何かしら得てはいるものの、それは何だろうか?整理整頓しなくてはいけないのだろうか?等を考える間もなく動いて人に出会う。何かを追い求めているような気はするのだが・・・8月の夏期休暇前まで続きそうだ。昨日も京都で業界の会合とほめ達と呼ばれる方の講演があった。会合は定時に終わり、講演は人を褒めることの大切さを学ぶものだったのだが、その後の懇親会でお酒も少々入ってたせいか、誰かが「褒め殺し、という言葉もあるよ、褒めれば良いというものじゃない、叱ることも必要じゃないの。」と言ったので、とっさに出た言葉が、「褒めて失敗を体験してもらい、叱って成功体験を味わう。で、人は成長するんじゃないの。」と、これだけではわかるようでわからない? 「失敗したら叱る、成功したら褒める、いや失敗したら褒める、よくぞ失敗したと、成功ばかりすると鼻高々となってしまう、そこで叱る。」そんな話を懇親会でしていたということは、良い講演だったのかもしれない。

201806/21(Thu)

この度の「平成30年大阪府北部を震源とする地震」により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。

早いもので、今年還暦を迎えます。そんなこともあってか、学生時代のサークルメンバーの同期会を開催し参加しました。毎年会っているメンバーもいれば十数年ぶりに会ったメンバーもいました。過去の出来事や写真を見ながら盛上りまた会おうで終わりました。普通よくあることかなかもしれませんが、実は前日も学校の同じ学科の同期会にも参加しました。何故二日続けて行ったのか? 私の日程に皆合わせてくれたのです。仕事で東京に行っていた私のスケジュールに皆が合わせてくれたことにとても感謝しています。同じ学科の同期会は偶然から始まりました。今年の3月、娘の卒業式に夫妻で参加することになり神戸のホテルに泊まり朝食を食べていたときです。後ろのテーブルで朝食を食べている男性がどうも昔(37年前)同じ学科で学んでいた人物に似ていると思った瞬間からドキドキしてきました。妻と娘にことわり、彼のもとへと近づき声を掛けました。「ひょっとしてF君じゃない、俺 森田だけど覚えている。」その時の彼の顔は忘れることができません。突然思い出したかのように、「びっくりしたよ、こんなところで名前を呼ばれて、よくわかったね、俺だったら絶対に声をかけないけど。」それから二人で現状など簡単に語り、また会うことを約束して別れました。二人の37年ぶりの偶然の出会い、その後連絡をとりあい住所のわかる他の同期に連絡をしあって同期会が行なわれました。最初は現況を話合っていましたが、最後はやはり37年前の話になりまた会おうで終わりました。単なる思い出を語り合っているだけかもしれませんが、だからこそ今があり、未来を見つめることができるのでは、次回会ったらおそらく同じようなことになるかもしれませんがそれで良いのだと思います。

昨日、社員から言われました。

「社長、ブログ作成忘れていませんか?」 ありがとう、よくぞ言ってくれた。

営業社員は毎日の行動の報告書を提出していますが、私は朝礼などで報告するくらいでしょうか、あとはたまにレポートを出すくらいだったのが、昨年6月1日より自分自身の行動20項目を設けて毎日確認することを課しました。読書をする、名刺交換をする、新しい発見をする、社員をほめる、安全運転をする、手帳に記載したことを行う 等 を〇✖で記入し続けています。今月31日で1年間やり続けてきたことになるのですが、残念ながら今のところ全て〇がついた日は1日もありません。 7割〇が付けば良い方でしょうか? ブログ作成もこの日に決めた、とメモに記載して見える化をまずはしようと手帳に記載しました。2018年6月からどうするのか、やめるか項目を変えるのか、減らすのか、増やすのか 今月中には決めますが、誰かに見せるわけでもなく途中でやめようかと思ったり、出張もあったりして2,3日まとめて記載したこともありますが、1年間は続けようと決めてやってきた結果、今の自分が在る気がします。

はっきり言って、自分の怠慢です。2月のブログ記載を忘れていたのです。3月の中旬を過ぎてふと思い出したのですが手遅れでした。

話題は沢山ありました。弊社の社員旅行や新春セミナーだったり、何といっても今年の降雪量、会社までの通勤時間の長さといったら普段の4倍以上の時間をかけて会社まで来た日が何日もありました。また朝、昼、晩の除雪作業、今年の冬を舐めていました。会社までの通勤時間や除雪作業の大変さを忘れていました。

話は変わりますが、最近の国政の話題は、森友学園の財務省決裁文書改竄問題でしょうか。これもいつの間にか忘れ去らろうとしていたことが表沙汰になり大問題となっている気がします。

人というのはついうっかりがあるものですが、わざとなのか、まさに忖度でやってしまったのか、本人ではないので何とも言えませんが、私の場合は、忘れていまた。反省も込めて今年の豪雪の写真を掲載します。

2018年今年の豪雪.jpg

201801/30(Tue)

今頃と言われても仕方のないくらい、新年の挨拶が遅くなりました。年始から挨拶回り、成人式準備のお手伝い、会社の2018年度経営指針発表、様々な会合、その後出張、新年会の連続、そして連日の大雪と気が付くと月末を迎えていました。世間では、成人式での"はれのひ問題" 業界も少なからず影響がありました。また、仮想通貨の流失も世間を騒がせています。今日の日銀支店長の講演でも仮想通貨の話がありました。製造業、建設業が校長で景気が良くなったと言いつつ、デフレ感が抜けない、だから内需が拡大されていない、小売・サービス業が苦戦 等々の話がありました。どうすれば脱却できるのかの質問に対して、賃金が上がるにつれて企業が我慢しきれなくなって価格をあげる、しかも一気に、神経が切れかかった状態を脱するにはそれしかないのではと答えておられましたが、日常が目まぐるしいと神経がどうにかなりそうと思うのとよく似ているのかもしれません。

2018年終わってみれば、『新年の挨拶が遅くなったぶん、1年間はとても早かった。』と笑顔で言える年にしたいと思います。

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